所在地:埼玉県三芳町
職業:会社員
年齢:41歳
家族:妻、子供2名
物件種別:戸建
残債:2,460万円
売却価格:1,400万円
埼玉県三芳町にお住まいのTさんは、28歳の時に自宅を購入する際、ゆとり返済で住宅ローンを組みました。ゆとり返済とは、住宅金融公庫(現在の住宅金融支援機構)が当時販売していた住宅ローン商品で、当初は金利を安く抑え、5年目と11年目に返済額を大きくしていくというものです。Tさんは今後収入が増えると思い、ゆとり返済を利用しましたが、13年経った今もほとんど給料は上がりませんでした。しかし、返済は徐々に増え、返済額は当初の倍以上に。元本もなかなか減らずご相談いただいた時には既に住宅ローン滞納が続き、競売開始決定通知が来ていました。
ゆとり返済の問題点の一つに「最初の5年間はほとんど元金が減らない」という点です。そのため、地価が下落している現在のような状況では、非常に債務超過(自宅の相場<住宅ローンの残債)に陥りやすいのです。当協会で調査しところ、Tさんのご自宅もやはり大幅に債務超過していました。当初、債権者は競売での解決を望んでいましたが、何度も打合せを重ねるうちに、任意売却に同意してもらえました。販売開始後は約半年で成約となり、引越し期間も1ヶ月取ることができました。 >> 【無料メール相談はこちら】秘密厳守で早急にサポートいたします。
Tさんは三芳町の隣にある埼玉県富士見市の賃貸アパートにお引越しされました。任意売却後の残債は月々5,000円ずつ返済していくことで合意しましたが、残債額が多いため自己破産をご希望されています。現在は、当協会の顧問弁護士が自己破産のための準備を行っています。
競売開始決定通知を貰った時には青ざめました。もう終わりだと。そんな時、妻がTBSのNスタで見たという全任協に連絡したそうです。当初は住宅ローンを滞納している事実を人に知られるのに抵抗がありましたが、今は相談して良かったと思っています。今お手伝いいただいている、自己破産についても最初抵抗がありました。ただ、全任協さんから自己破産の詳細を聞き、再出発のためにも自己破産しようと決心することができました。
当協会へはゆとり返済に関する相談が多く寄せられていますが、通常の住宅ローンを組んでいれば任意売却せずに済んだのでは無いか、というケースが多く見受けられます。Tさんのケースも、恐らく通常の住宅ローンであれば乗り切ることができたケースでした。現在はフラット35と名前を変え、「当初10年金利1%優遇」などと謳っていますが、言い換えれば確実に10年後に金利は1%上がります。今の給料より多少減っても返済ができるよう、住宅ローンを組む時は注意が必要です。
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