所在地:大阪府大阪市
職業:会社員
年齢:57歳
家族:本人、父親
物件種別:マンション
残債:7600万円
売却価格:2800万円
大阪府大阪市にお住まいのHさんは、平成14年にお父様と同居する為に、新築マンションを購入しました。購入当時、自営でアパレル関係の仕事をされており、保証協会等への借入がありました。しかし、平成21年に会社が倒産し、連帯保証していた個人債務を背負うことになってしまいました。その後、再就職をし、東京方面で会社員として働きながら、お父様の年金を足しに、住宅ローン・保証協会への返済を行っておりました。再就職後、本物件にはお父様のみが居住しておりましたが、平成25年2月頃から痴呆症が進行し、リビングでアイロンを焦がすという火事に発展しかねない事が生じました。平成17年頃から税金の滞納もしており、会社員としての給料では、お父様の生活費、住宅ローン・保証協会への返済、税金、H様の住んでいる家の家賃の支払等、全てを支払うには限界があり、当協会へ相談に来られました。
相談に来られた時点で6回目の滞納でした。お父様を介護施設か、身内で引き受け先を探すには、多少時間がかかる為、販売期間を利用し、売却代金から引越費用等を捻出する事、また、Hさん所有不動産は市内でも人気のあるエリアである為、高値で売却出来る事などを説明した上で、任意売却に対する合意を受け付けました。販売開始価格は思った以上に高い評価であった為に、購入者が見当たらず、販売期間を利用し、年金で生活出来る介護施設へお父様はお引越され、債権者への適正な販売価格調整を依頼し、任意売却開始から5ヶ月で成約に至りました。 >> 【無料メール相談はこちら】秘密厳守で早急にサポートいたします。
各債権者へは、月々1万円程度の分割で支払をお約束しましたが、債務総額が多額の為、今後自己破産を検討中です。
債権者数が5社存在した状況の中で、任意売却で成就出来た事は奇跡だと感じました。また、引越費用も売却代金から負担頂き、相談時点で競売を選択すること無く、任意売却で処理でき、少しでも多く返済できた事に気持ちの負担軽減になりました。また、父親の転居もスムーズにいき、何とか年金だけで生活出来る環境を確保出来ました。
面談時点の室内状況は荒れており、人気の高いエリアにも係らず、販売価格と室内状況が釣り合わず苦戦しましたが、当初提案した条件通りに解決出来て良かったです。
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