任意売却できない





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任意売却できない

掲載日:2020年06月21日 最終更新日:2023年11月14日

協会では、任意売却は早めのご相談がポイントだとアドバイスさせていただいております。

しかし、ご相談者さまの中には「もう少し様子を見てみる」「少し待ってみよう」という方もいらっしゃいます。

住宅ローン滞納の原因がケガなど一時的なものであれば様子を見るのは解決策になりますが、

多くの場合は事態をより深刻なものにしてしまいます。

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平成28年の10月に初めてご相談をいただいたSさんの場合、

住宅ローンの返済が難しくなっているという内容のもので、

競売と任意売却についてご説明させていただきました。

 

相談内容から考え、今までの経験上、支払困難になる事は予想できましたので

出来る限り早く何らかの処置を取る事をすすめましたが

Sさんからのお返事は、「しばらく頑張ってみます」とのことでした。

 

それから1年後の平成29年10月に支払を継続する事が困難になったため

任意売却を依頼したいとのご相談を改めていただきました。

しかし、既に住宅ローンの滞納が進み、債権者は競売手続きを開始していました。

競売になるまで非常に限られた時間の中での任意売却は難しく、

Sさんの場合は時間切れとなり競売で処理されてしまいました。

 

初めにご相談を受けた時点で任意売却のご決断をいただけていれば、

時間的にも余裕があり任意売却が成立していたご相談でした。

最初の相談時に、予想出来ていただけに悔やまれます。

 

全任協のブログ_イメージ写真_時計

※写真はイメージです

 

協会ができるのは、あくまで債務整理の解決に向けたアドバイスです。

どのように解決するかはご相談者さまのご判断になります。

任意売買を行う、自己破産をする、特定調停を申し立てる、など方法は様々ですが

早めのご決断が債務整理を成功させる上で最も重要であると

再認識させられました。

もちろん、その前にご相談者さまからご連絡をいただかなければ

相談は先に進みません。

ご相談は全国から受け付けています。

フリーダイヤル0120-963-281(クロウサルニンバイ)へご連絡ください。

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